いる？いらない？ 読む？読まない？ 大量メールの仕分け人
Mailbox（メールボックス）は、GmailとiCloudに対応しているメールの管理アプリです。iOS版が2013年にリリースされ、広く支持されていますが、このたびAndoroidでもリリースされました。最大の特徴は、優先度やカテゴリーによってメールを管理できることです。いわば「メール仕分けの達人」とも言えるMailboxでどのようなことができるのでしょうか。
まずはDropboxに登録
Mailboxを使うにあたり、Dropbox（画像や文書などのデータファイルをクラウド管理するサービス）への登録が必要になります。その後、Mailboxで管理したいGmailやiCloudのアドレスを登録して利用開始です。
どんな機能があるの？
メールアドレスを登録するとメールが同期されます。Mailboxでメールを開くと、画面上部の中央に時計、Mailbox、チェックのアイコンが表示されます。たとえば、仕事中に友人から届いたメールを後で読みたい時は、時計のアイコンをタップすると「This evening（夕方・今夜）」「Next week（来週）」などメール閲覧を先送りできるスヌーズ機能があります。Mailboxのアイコンをタップすると、時計のアイコンの隣にリストのアイコンが表示され、メールをToDoリストとして振り分けることができます。また、メールをスワイプするだけでアーカイブに保存したり、ゴミ箱に移せるので、膨大なメールを手早く処理したい時に重宝します。さらに、「プライベートのメールは週末に」など自動的に処理するオートスワイプもできるようになりました。
実際に使ってみると…
GmailやiCloudを使っている人なら違和感のないインターフェースで、初めて使う人でも直感で気に操作できます。私はYouTubeでお気に入りの音楽を登録しているのですが、新着動画があるたびにメールが届いて、重要なメールがまぎれてしまうことがありました。YouTubeからのメールをTo watchのToDoリストに入れることですっきりと使えるようになりました。雑然としがちなメールの整理整頓のうってつけのアプリです。ただ、対応メールはGmailとiCloudに限られているので、そのほかのメールをメインで使っている人には向かない点が非常に惜しいと感じました。
最後に
MailboxはGmailとiCloudに対応したメール管理のアプリです。「時間やタスク管理の第一歩はメール管理から」という意気込みでこのアプリをフル活用してみてはいかがでしょうか。
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